雨キャンプの撤収で、「カッパはいつ着ればいい?」「荷物を片付けているうちに服までびしょ濡れになりそう」と迷うこと、ありますよね。
せっかく楽しく過ごしたキャンプも、撤収で普段着や車内が濡れてしまうと、帰り道まで落ち着かないものです。
雨の日は急いで片付けたくなりますが、カッパを着るタイミングと片付ける順番を決めておくだけで、服が濡れにくくなります。
この記事では、雨に触れる作業の直前にカッパを着る目安から、濡らしたくない荷物を守る撤収の流れ、濡れた道具の持ち帰り方までわかりやすく紹介します。
雨でもなるべく快適に撤収して、帰宅後の片付けを楽にしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 雨撤収でカッパを着る適切なタイミング
- 動きやすく服を濡らしにくいカッパの選び方
- タープや前室を活かした、雨の日の片付け順
- 濡れたテント・カッパの持ち帰り方と帰宅後の乾かし方
カッパは服が濡れる前、雨に触れる撤収作業の直前に着る

雨キャンプの撤収では、普段着が濡れる前に、屋外で作業を始める直前にカッパを着るのが基本です。
「少しくらいなら大丈夫」と思ってから着替えると、肩や袖、膝まわりがすでに湿っていて、帰りの車内まで不快に感じやすくなります。
ただし、起きてすぐから長時間着続けると蒸れや汗で服が湿ることもあるため、雨の当たる作業に移るタイミングを見極めることが大切です。
| 状況 | カッパを着る目安 |
|---|---|
| 雨が降り続いている | テントの外へ出て撤収を始める前 |
| 小雨だが作業時間が長そう | 荷物を動かし始める前に着用 |
| いったん雨が弱まっている | 雲行きや風を確認し、再び降りそうなら先に着用 |
| タープや前室の下にいる | 雨に当たらないうちに落ち着いて着替える |
小雨でも屋外作業が続くなら早めに着用する
小雨のときほど、カッパを着るか迷いやすいですよね。
でも、撤収では荷物を持ち上げたり、しゃがんだり、何度も外と屋根の下を行き来したりするため、短時間の雨でも服はじわじわ湿っていきます。
特に肩、背中、太もも、靴の履き口付近は雨が当たりやすく、気づいたときには冷えを感じることがあります。
外で10分以上動く予定があるなら、小雨でもカッパを着ておくくらいの考え方だと判断しやすいです。
雨粒が細かくても、風がある日は横から吹きつけるため、見た目以上に服が濡れやすくなります。
空が明るくなって雨が弱まった場合も、撤収の途中で降り方が変わることがあるので、脱ぐかどうかは急がなくて大丈夫です。
まずは上着だけ着て様子を見て、雨脚が強まったり地面に近い作業が増えたりする段階でズボンも履く方法もあります。
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袖や肩に雨粒が付き始めた。
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荷物を運ぶために屋根のない場所へ出る。
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しゃがむ作業や地面の近くでの作業が増える。
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風で雨が横から入り込んできた。
こうしたサインが一つでもあれば、服を守るためにカッパを着るタイミングと考えてよいでしょう。
雨が強まる前にタープや前室の下で着替える
カッパは、雨に濡れながら急いで着るよりも、まだ雨を避けられる場所で着てから外へ出るほうがスムーズです。
タープの下やテントの前室など、雨が直接当たりにくい場所があれば、そこで袖を通し、フードや裾を整えておきます。
濡れた状態でカッパを着ようとすると、服の袖が引っかかったり、靴を履いたままズボンを上げにくかったりして、思った以上に手間取ります。
また、カッパの内側が濡れると、せっかくの普段着に湿気が移ることもあります。
雨が強くなりそうな空模様なら、「まだ大丈夫」と待たずに、作業場所が確保できているうちに着替えておくと安心です。
着用後は、フードをかぶったときに視界が狭すぎないか、首元や手首から雨が入りにくいかを軽く確認しておきましょう。
荷物を運ぶときや足元を確認するときに視界が妨げられないよう、フードのひもは締めすぎないこともポイントです。
暑いときは換気して汗による濡れを抑える
雨の日でも気温が高いと、カッパの中が暑くなり、汗で普段着が湿ってしまうことがあります。
服を雨から守れていても、内側が蒸れて不快になれば、撤収後の移動がつらく感じやすいですよね。
そのため、雨が直接入りにくい範囲で、首元や袖口を少しゆるめたり、換気用の開きがある場合は活用したりして、熱がこもりすぎないようにします。
雨を防ぐことと、汗をため込まないことの両方を意識すると、撤収中の快適さが変わります。
作業の合間に屋根の下へ戻れるなら、短時間だけフードを外して熱を逃がすのもひとつの方法です。
ただし、冷えを感じるほど体温が下がっているときは、換気を優先しすぎず、首元や手首から雨風が入りにくい状態に整えてください。
雨の強さ、気温、作業量に合わせてカッパの着方をこまめに調整すると、服を濡らしにくく、撤収も落ち着いて進めやすくなります。
雨撤収には動きやすい上下セパレート型のカッパが向いている

雨のなかでテント周りの作業や荷物運びをするなら、上着とズボンが分かれた上下セパレート型のカッパが向いています。
腕を上げる、しゃがむ、歩くといった動作をしやすく、足元からの雨や泥はねも防ぎやすいため、普段着を濡らしにくくできます。
カッパだけでなく、中に着る服や靴、手袋まで雨向けに整えると、撤収中の冷えや不快感も抑えやすいですよ。
| 選ぶ部分 | 雨撤収で確認したい点 |
|---|---|
| 上着 | 腕を前後に動かしても突っ張りにくく、フードの視界を調整しやすいもの |
| ズボン | しゃがんだときに膝や腰が苦しくなく、裾を絞れるもの |
| 靴 | ぬれた地面を歩いても靴下まで水が入りにくいもの |
| 手袋 | 濡れた道具を持ちやすく、手が冷えにくいもの |
特にズボンまで覆えるカッパは、膝をつく作業や、濡れた草の上を歩く場面で役立ちます。
上半身だけ雨具を着るよりも、上下をそろえたほうが普段着のズボンや靴下を守りやすいため、雨予報があるキャンプでは準備しておくと安心です。
ポンチョは設営物に引っかかりにくい場面で使う
ポンチョはさっと羽織れて、リュックや荷物の上から覆いやすいことが魅力です。
ただし、裾が広がりやすいため、ロープやペグ、イスなどが周囲にある場所では引っかけないよう注意が必要です。
雨のなかで細かな作業を続ける撤収では、裾や袖がばたつきにくい上下セパレート型のほうが、体を動かしやすいでしょう。
一方で、車とサイトの間を短時間移動するだけのときや、荷物を軽く覆いたいときには、ポンチョが便利な場合もあります。
足元に障害物が多い場所では、ポンチョの裾を踏まないことを優先してください。
- 風が強い日は、裾があおられて視界や動きを妨げていないか確認する
- ロープの近くを歩くときは、足元を見ながらゆっくり移動する
- しゃがむ作業が多いときは、裾が地面につきやすいことを考えて使う
カッパの下は速乾性のある薄手の服で蒸れを抑える
カッパの下には、汗を吸って乾きやすい薄手の服を選ぶと、作業中の蒸れを抑えやすくなります。
厚手の綿素材の服は、汗や湿気を含むと乾きにくく、休憩に入ったあとにひんやり感じることがあります。
気温に合わせて、吸湿性と速乾性を意識した半袖または長袖のシャツに、動きやすい薄手のパンツを合わせるとよいでしょう。
肌寒い日には、薄手の保温着を一枚足して、暑くなったら調整できるようにしておくと便利です。
カッパの中に着込みすぎると動きにくくなり、汗もこもりやすいため、「雨を防ぐ外側」と「温度を調整する内側」を分けて考えるのがおすすめです。
長靴や防水シューズで靴下とズボンの裾を守る
雨撤収では地面からの水分や泥はねを受けやすいので、長靴または防水性のあるシューズを用意すると足元を守りやすくなります。
ぬれた芝や土の上を歩くなら、履き口が高い長靴は靴下まで水が入りにくく、足首まわりも汚れにくいです。
歩きやすさを重視したい場合は、防水シューズに加えて、ズボンの裾を靴の外側へかぶせるか、裾を絞って雨だれが入りにくい状態に整えます。
ただし、水たまりが深い場所では、防水シューズでも履き口から水が入ることがあります。
足を入れる前に靴の中が乾いているかを確かめ、替えの靴下もすぐ取り出せる場所に用意しておくと、移動時の不快感を減らせます。
防水手袋や作業用手袋で手元の冷えと汚れを抑える
濡れたポールやペグなどを扱うときは、防水手袋や作業用手袋があると、手の冷えや泥汚れを抑えやすくなります。
滑り止めが付いた手袋なら、雨で濡れた道具を持つときも力を入れやすく、細かな作業もしやすくなります。
一方で、厚すぎる手袋は指先の感覚がつかみにくくなるため、金具を扱う作業が多いなら、手になじむサイズを選ぶことが大切です。
手袋が水を含んで冷たくなったときに備えて、予備を一組用意しておくと安心です。
手が冷えると作業を急ぎたくなりやすいので、無理に素手で続けず、手元を保護しながら落ち着いて進めてください。
濡らしたくない物から片付け、タープや前室を作業場として残す

雨の日の撤収では、濡らしたくない荷物を最初に守り、雨を避けられる場所を最後まで残すことが大切です。
タープの下やテントの前室を一時的な作業場にすれば、荷物を地面に直接置かず、落ち着いて収納を進めやすくなります。
「乾いた物を先に片付ける、濡れた物は後でまとめる」という順番を決めておくと、車内や持ち帰り後の整理も楽になります。
寝袋・着替え・電子機器を最初に防水袋へ入れる
寝袋、着替え、タオル、電子機器など、水分を避けたい物は撤収の始めに防水袋へ移しましょう。
これらをテント内やタープ下に置いたまま作業を続けると、雨だれや泥はね、ほかの濡れた荷物からの水分で湿ってしまうことがあります。
防水袋に入れる前には、表面に付いた水滴をタオルで軽く拭き取ると、袋の中に湿気を持ち込みにくくなります。
電子機器は電源を切り、充電ケーブルや小型の充電器もひとまとめにしておくと、紛失や濡れを防ぎやすいです。
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寝袋と着替えは、できれば別々の袋に入れます。
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スマートフォンや鍵などは、すぐ取り出せる小さめの防水ポーチにまとめます。
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替えの靴下は、移動中に使えるように乾いた荷物側へ入れます。
防水袋がない場合は厚手の袋を二重にする方法もありますが、口をしっかり閉じて、鋭い金具やペグと一緒に入れないようにしてください。
小物や調理道具はタープの下で拭いて収納する
ランタン、食器、調理道具、テーブルまわりの小物は、タープの下や前室で水気と汚れを拭いてから収納すると、ほかの荷物を汚しにくくなります。
雨に当たりながら袋詰めすると、収納袋の内側まで濡れやすく、帰宅後に取り出したときの片付けも増えてしまいます。
小物を地面に広げず、折りたたみコンテナやレジャーシートの上に置くと、泥や芝が付きにくく便利です。
調理道具は汚れを落としたあと、乾いた布で水滴を拭き、種類ごとにまとめて収納すると探しやすくなります。
濡れた布巾やスポンジは乾いた食器と分け、取り違えないように目印を付けた袋へ入れておくと安心です。
火気を使った直後の器具は十分に冷めたことを確かめてから片付け、雨を避けるために急いで収納しないようにしましょう。
テントはインナーとフライシートを分けて片付ける
テントを片付けるときは、インナーテントとフライシートを分けて扱うと、濡れ方の違いに合わせて収納しやすくなります。
雨を受けやすいフライシートは水分や泥が付きやすいため、インナーテントや乾いた寝具と同じ場所に重ねないことがポイントです。
インナーテントを外したら、まずタープ下や前室に寄せて、雨に直接触れる時間を短くします。
その後にフライシートやポールなどをまとめれば、乾いた部分と濡れた部分が混ざりにくくなります。
収納袋へ入れる際も、無理に一つへ詰め込まず、濡れた面が内側の布へ触れ続けないように分けると扱いやすいです。
ただし、風が強い日は布地があおられやすいため、外したパーツには重しになる荷物をそっと置き、飛ばされないよう注意してください。
乾いた荷物を先に車へ積み、濡れた物は最後に積む
車へ荷物を積むときは、寝袋や着替えなどの乾いた荷物から先に入れ、濡れた道具は最後に積み込みます。
先に乾いた荷物の置き場所を決めておけば、撤収中に雨に当てたり、濡れたシートへ触れさせたりする心配を減らせます。
| 積み込む順番 | 主な荷物 | 置き方のポイント |
|---|---|---|
| 先 | 寝袋、着替え、電子機器、乾いた小物 | 車内の奥や上段など、水分が触れにくい場所へ置きます。 |
| 中 | 拭き終えた調理道具、テーブル用品 | 濡れた物と接しない位置にまとめます。 |
| 最後 | 雨で濡れた幕体、泥の付いた道具 | 出し入れしやすい手前側へ置きます。 |
荷室に防水性のあるシートや大きめの敷物を敷いておくと、水滴や泥が車内へ広がるのを抑えやすいです。
撤収の途中で車のドアを何度も開けるより、乾いた荷物をある程度まとめてから積むほうが、車内へ雨が入りにくくなります。
作業場を残しながら荷物を順番に移すことで、雨の中でも慌てず、乾いた物を守りながら撤収できます。
タープは最後に低くしてたたむと服が濡れにくい

雨の日のタープは、ほかの荷物を片付けたあとに高さを低くしてから、端へ寄せるようにたたむと、服が濡れにくくなります。
立ったまま大きな布を扱うと、縁から落ちる水滴やたまった雨水が肩・袖へ流れやすいため、作業する面積と高さを少しずつ小さくすることが大切です。
急いで一気にポールを抜いたり、濡れたタープを大きく振ったりせず、車に近い側から順番にまとめていきましょう。
車に近い側から片付けて雨に当たる移動を減らす
タープをたたむときは、車に近い側のペグやロープから外し、布地を車側へ寄せながら進めると移動が短くなります。
遠い側から先に片付けると、濡れたタープの下や周囲を何度も往復しやすく、靴や裾へ水分が付きやすくなります。
車へ向かう方向を決めてから撤収を始めるだけでも、雨の中での動きがかなり整理しやすくなります。
| 片付ける順番 | 行うこと | 意識したいポイント |
|---|---|---|
| 1 | 車に近い側のロープとペグを外す | 外したペグはすぐに容器や袋へ入れる |
| 2 | 車から遠い側へ向かって支柱を低くする | 布地が頭上で大きく揺れないようにする |
| 3 | 車側へ布地を寄せながら折る | 濡れた地面へ広げ直さない |
| 4 | まとめたタープを車の近くへ運ぶ | 持ち替えの回数を少なくする |
車のすぐ横で作業できる場合でも、ドアや荷室の開口部へタープが触れない位置を確保しておくと扱いやすいです。
濡れた布地が車体に張り付くと、次の動作で引きはがす必要があり、服の袖口なども雨に触れやすくなります。
地面に置く場所を先に決め、そこまで折りたたみながら寄せていくと、余計な動きを減らせます。
ポールを少しずつ下げてたまった雨水を流す
タープの上に雨水がたまっているときは、ポールを一度に抜かず、片側を少しずつ低くして水の流れる方向をつくるのが基本です。
水が落ちる先に自分や荷物がないことを確認してから、高さをゆっくり下げましょう。
とくに中央がたわんだ部分には水が集まりやすいため、布地の様子を見ながら少しずつ角度を変えると安心です。
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水を流す側には、人や車の荷室を置かないようにします。
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ポールを持つ手は、濡れた布地の真下へ入れすぎないようにします。
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ロープの張りが残っている場合は、急に支柱を下げず、ゆるめながら高さを調整します。
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雨水が落ち着いてから、残りのポールを低くします。
水が残ったままタープを持ち上げると、布地の折れ目から水が伝って腕や胸元へ落ちることがあります。
先に水を逃がしておけば、たたむ途中で衣類へ水分が移る量を抑えやすくなります。
ただし、強い風でタープが大きく動くときは、無理に一人で進めず、支柱と布地を安定させられる範囲で作業してください。
大きく広げず端からまとめて収納袋へ入れる
雨で濡れたタープは、地面に全面を広げて整えるよりも、端から内側へ折り込みながら細長くまとめるほうが服を濡らしにくいです。
布地を広げ直すと、地面の水分や泥が付きやすくなるうえ、持ち上げる際に水滴が広がりやすくなります。
タープの一辺を持って少しずつ寄せ、空気を軽く押し出しながら幅を整えると、収納袋へ入れる作業も進めやすくなります。
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水を流し終えたタープの端を、収納袋の幅に合わせて内側へ折ります。
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反対側も同じように寄せ、長い帯状になるよう幅を整えます。
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車側に近い端から、押し込むようにして収納袋へ入れます。
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袋の口を閉じる前に、ポールやロープが残っていないか確認します。
きれいに巻こうとして布地を強く振る必要はありません。
雨の日は見た目を整えることより、濡れた面を必要以上に自分へ近づけず、短時間で袋へ収めることを優先するとよいです。
タープが収納袋へ入りにくいときは、無理に押し込まず、幅をもう一度細く折ってから入れると、腕や上着が濡れた布地へ触れにくくなります。
濡れたテントとカッパは大きな袋に分けて持ち帰る

雨キャンプの撤収後は、濡れたテントとカッパを乾いた荷物と分けて、大きな袋へ入れて持ち帰るのが基本です。
濡れた物をひとまとめにせず、汚れ方や水分量に合わせて分けることで、車内や着替え、寝袋などが濡れにくくなります。
帰宅後に取り出しやすくするためにも、収納する段階で「テント用」「身に着けた物用」「靴用」と分けておくと安心です。
厚手のポリ袋や防水バッグを撤収前に用意する
雨の日の撤収では、テントやカッパを入れられる大きめで破れにくい袋を、出発前から用意しておきましょう。
濡れた幕体は収納袋に入った状態でも水分がにじむことがあるため、さらに大きな袋で包むと、車内へ水が移るのを抑えやすくなります。
袋は撤収の最後に探すと慌てやすいため、車の荷室やタープ下など、すぐ手に取れる位置へ置いておくのがおすすめです。
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テントやタープ用:口が広く、濡れた収納袋ごと入れられる大きな袋
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カッパ用:上下をまとめて入れられる防水バッグや厚手の袋
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靴用:泥がほかの荷物に付かないように分けられる袋
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予備用:袋の破れや荷物の追加に備えた予備の数枚
薄い袋を一枚だけ使うより、破れが気になる場合は二重にすると扱いやすいです。
ただし、袋の中に雨水が多くたまったまま長時間置くと、持ち上げるときにこぼれやすくなります。
収納前に水分を軽く落とし、袋の口を上向きにして車へ積むとよいです。
泥の付いたテント・カッパ・靴を別々に収納する
テント、カッパ、靴は同じように濡れていても、付着している汚れの種類が異なります。
泥の付いた靴をテントやカッパと同じ袋へ入れると、布地へ汚れが広がりやすくなります。
特にテントの収納袋やカッパの内側に泥が移ると、帰宅後の片付けに手間がかかるため、できるだけ分けてください。
| 収納する物 | 分ける理由 | 入れ方のポイント |
|---|---|---|
| 濡れたテント | 幕体や収納袋から出る水分を閉じ込めるため | 大きな袋に収納袋ごと入れる |
| カッパ | 泥や雨水を乾いた着替えへ移さないため | 上下を分けず、脱いだ順に畳んで入れる |
| 靴・長靴 | 靴底の泥をほかの道具へ付けないため | 靴底を外側や下に向けて専用袋へ入れる |
カッパは脱ぐときに外側が内側へ触れないよう、袖や裾を内側へ折り込むようにまとめると、次に取り出すときも扱いやすいです。
靴は袋に入れる前に、靴底の大きな泥だけでも落としておくと、袋の中が汚れにくくなります。
タオルで水分と泥を拭き、車内への広がりを抑える
袋へ入れる前に、テントの収納袋、カッパの表面、靴底の水分や泥をタオルで軽く拭き取ります。
完全に乾かすための作業ではなく、車内に持ち込む水分と汚れを減らすためのひと手間と考えるとよいです。
とくに車のシートへ置く予定の荷物や、手で持って運ぶ収納袋は、底面と持ち手を拭いておくと水滴が付きにくくなります。
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泥が目立つ部分を、使い捨ての布や古いタオルで先に拭きます。
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次に、収納袋やカッパの表面を乾いたタオルで押さえるように拭きます。
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濡れたタオルも別袋へ入れ、乾いた衣類と一緒にしないようにします。
雨水を拭くときは、強くこするよりも、タオルを当てて吸わせるようにすると生地を扱いやすいです。
泥が多い場合は、車内で無理に落とそうとせず、袋で区切って持ち帰るほうが片付けやすくなります。
乾いた荷物と濡れた荷物の積載場所を分ける
車へ積み込むときは、着替えや寝袋、電子機器などの乾いた荷物と、濡れたテント・カッパ類の置き場所を分けてください。
濡れた荷物は荷室の端や足元など、乾いた荷物から離れた場所にまとめると、水分が広がりにくくなります。
防水性のある荷室マットやレジャーシートを敷ける場合は、その上に濡れた袋を置くと車内を保護しやすいです。
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乾いた衣類や寝袋:防水袋やケースに入れ、上側または奥側へ置く
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濡れたテント:荷室の床面に近い位置へ置く
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カッパと靴:取り出しやすい端へ置き、ほかの荷物に接触させない
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濡れたタオル:小さな別袋に入れ、乾いた布類から離す
帰り道で荷物が動くと袋の口から水分が出ることもあるため、袋の口はしっかり閉じ、倒れにくい向きで積みましょう。
濡れ物を分けて積んでおけば、到着後に車から降ろす順番も分かりやすく、室内へ余計な水分や泥を持ち込みにくくなります。
帰宅後はできるだけ早く広げて完全に乾かす

雨キャンプから帰ったら、テント・タープ・カッパはできるだけ当日中に広げ、表面だけでなく内側まで乾かすのが大切です。
収納したままにすると湿気が残りやすいため、帰宅直後に難しい場合でも、翌日には乾燥の時間をつくりましょう。
触って乾いているように感じても、縫い目や折り目、ポール周りには水分が残りやすいため、確認してから収納へ戻すと安心です。
テントとタープは風通しのよい場所で両面を乾かす
テントとタープは、晴れた日や風のある日に広げて乾かすと効率よく水分を逃がせます。
庭、ベランダ、室内の広い場所など、素材を傷つけずに広げられる場所を選びましょう。
地面に直接広げる場合は、下に清潔なレジャーシートなどを敷いておくと、乾かしている間の汚れが付きにくくなります。
テントはフライシートだけでなく、インナーテント、グランドシート、前室部分も別々に乾かしてください。
タープも片面だけで終わらせず、途中で裏返したり向きを変えたりして、両面に風を当てます。
| 乾かす場所 | 気をつけたい点 |
|---|---|
| 庭や屋外 | 風で飛ばされないよう、端を固定して乾かす |
| ベランダ | 手すりから落ちないようにし、排水口をふさがない |
| 室内 | 換気し、扇風機やサーキュレーターで空気を動かす |
日差しが強い時間帯に長く放置すると、生地への負担が気になることもあるため、乾き具合を見ながら取り込むとよいでしょう。
収納袋へ戻す前に、縫い目・ポケット・スカート部分まで手で触れて確認すると、湿りを見落としにくくなります。
泥汚れを落としてポールや金具の水分を拭き取る
乾燥させる前に、テントの裾やグランドシートに付いた泥、草、小石をやさしく落としましょう。
乾いた泥はブラシや布で軽く払いやすく、湿った泥は水で濡らした布を固く絞って拭き取ると扱いやすいです。
生地を強くこすると傷みにつながる場合があるため、汚れを押さえて浮かせるように拭くのがポイントです。
ポールは連結部分や内部に水分が残りやすいため、一本ずつ伸ばして乾いた布で拭きます。
ペグ、ハンマー、自在金具なども泥と水分を落としてから保管すると、次回の設営準備がスムーズです。
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ポール:節のつなぎ目まで拭き、十分に乾かしてからたたむ
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ペグ:泥を落とし、先端を扱う際は手を傷つけないよう注意する
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金具類:布で水分を拭き、動く部分に汚れが残っていないか見る
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収納袋:内側も開いて乾かし、湿気がこもらないようにする
細かな手入れを帰宅後に済ませておくと、次のキャンプで道具の状態を確認する手間も減らせます。
カッパは表示に沿って手入れし、乾いてから収納する
カッパはメーカーの洗濯表示やお手入れ表示を確認し、その内容に沿って汚れと水分を落とします。
泥は乾く前にやさしく落とし、表面の水滴はタオルで押さえるように拭き取るとよいです。
洗えるタイプでも、洗剤の種類や乾燥方法によっては生地の風合いに影響することがあるため、自己判断で強い手入れをしないようにしましょう。
洗浄後や雨水を拭き取った後は、ハンガーに掛けてフード、袖口、ポケットの内側までしっかり乾かします。
畳んだ状態で収納すると、折り目に湿気が残りやすいため、完全に乾いたことを確かめてから収納袋やクローゼットへ戻してください。
帰宅後の乾燥と手入れを習慣にしておけば、雨の撤収後でも道具を気持ちよく次のキャンプへ持ち出しやすくなります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- カッパは服が濡れる前、雨に当たる撤収作業の直前に着る
- 雨の撤収には、動きやすく足元も守りやすい上下セパレート型が向いている
- 寝袋や着替え、電子機器など濡らしたくない物から先に片付ける
- タープやテントの前室を、最後まで雨を避ける作業場所として残す
- タープは最後に低くし、車に近い側から少しずつたたむ
- 濡れたテント・カッパ・靴は乾いた荷物と分けて大きな袋に入れる
- 帰宅後はテントやタープ、カッパをできるだけ早く広げて乾かす
雨の日の撤収は、いつもより少し手間がかかりますが、片付ける順番と服装を決めておくだけでぐっと進めやすくなります。
特に、カッパを着るタイミングを迷わないこと、乾いた荷物を先に守ること、濡れた物を分けて持ち帰ることが大切です。
出発前に大きな袋や着替えを用意しておけば、急な雨でも落ち着いて対応しやすいですよ。
無理に急がず、雨を避けられる場所を活用しながら、自分のペースで撤収を進めてみてくださいね。